テーマ:峠道

古道と峠越え

古代道路の発掘が相次いでいる。 奈良時代に造られた古代道路の規模は、推定で総延長 6300 km余、道幅は 6~10m、直線部分が多いのが特徴。 岩手県から鹿児島県まで網羅した中央と地方を繋ぐこの道路の造成は発足早々の律令国家にとっては大事業であった。 道路は当時の最高技術で堅固に造られたにも拘らず、今ではその殆どが消滅してしまった…
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丹沢の水 峠道の盛衰ⅵ

 旧ヤビツ峠 (800m) は戦国時代に相模の北条氏と甲斐の武田氏が戦った戦跡である。 後年、当地で弓矢を入れる矢櫃 (やびつ) が発見されたのが 「矢櫃峠 =ヤビツ峠」 の名前の由来と聞く。 現地は神奈川県 秦野市北方の山岳地帯にあり、丹沢山 登山口の 現ヤビツ峠 (761m) から岳の台へ向かう鞍部にある。 ...往時は旅人や山仕事…
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鎌倉の峠道

 鎌倉 朝比奈の切通しは、鎌倉市十二所~横浜市金沢区朝比奈町を結ぶ峠道であり、鎌倉に10ヵ所ある切通しの中の一つである。 開通後 800年を経た峠道は現在、国の史跡と歴史的風土特別保存地区に指定されている。 全般に荒削りの切通しだが、並行して走る県道 204号線に比べれば今なお静かな峠道である。  朝比奈切通しの標高は 100m、…
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小仏峠/ 峠道の盛衰

 峠道には 山間の鞍部を越える道も有れば、見通しの良い高い山の頂上を通る道もある。 ...昔から峠道は別名、...何々越えや、何々乗越しと呼ばれてきた。 ... ここ神奈川と東京の間に跨る小仏峠 (こぼとけ峠)⇒ 大垂水峠 (おおたるみ峠) は、険しい山間部と平野部を画する古い峠道の一つである。  上古から関東は、都をはじめ周辺諸…
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箱根外輪山を歩く

 「珍説まぼろしの箱根城見取り図 」 と云うのがある。 ...箱根全域を城郭に見立てたお城の鳥瞰図で古い箱根の本に載っていた。 天守閣は最高峰の神山、箱根周囲の外輪山を城壁に、芦ノ湖や仙石原を内堀に、箱根湯本を大手門等に見立てた壮大な城郭絵図だった。  初秋の一日、相模湾沿いのJR根府川駅から石橋 (海抜0m) ⇒ 玉川林道⇒ 聖…
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峠道の盛衰 Ⅲ

 毎日眺めている峠なのに...昔は、峠の向こう側の世界を見るコトも、知ることも無く 一生を終える人は多かった。 峠は国境(くにざかい)...通行手形を持つか、戦時以外に越える術は無かった。  神奈川・山梨県境の白石峠は、丹沢山塊西端の大室山に繋がる標高 1307m の山深い峠道である。 小田急電鉄線の新松田駅からバスで西丹沢自然教…
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富士の諸道

 2008~9年には富士山 (八合目以上) への登山者数が 年間 30万人を超えた。 知床は年々増加する観光客の入山制限を発表したが 過去の尾瀬も同じだった。 理由は自然保護だが、自然は何も緑や動物だけではあるまい、... 岩石や地形をも含めたモット大きな自然を保護の対象にして貰いたい...。  富士登山といえば誰しもが頂上を目指…
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アルプス越え...峠道の盛衰Ⅱ

 2007年、スイス保健省はデング熱を媒介する 「 ヒトスジシマ蚊」 を国内で発見したと発表...。 この蚊の生息範囲は温暖化で広がるばかり、いよいよ欧州アルプスをも越えたのか と云う感じだ。... 同国は北緯47度である。  欧州アルプスは伊、仏、独、墺など七カ国に跨る標高 4000m級の雪嶺の連なる大山脈 (延1200km) …
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峠道の盛衰 Ⅰ

 日本の三大峠と云えば、北アの針の木、南アの三伏、奥秩父の雁坂で、何れも標高 2500m前後の険しい峠道である。 一方の碓氷峠、足柄峠、倶利伽羅峠などは 千年以上も前から経済、軍事の大動脈として機能してきた道の歴史遺産の様な存在、....峠道とは歩くほどに面白い。  峠と言う字は数少ない和製の「国字」であって大陸伝来の漢字ではない…
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