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zoom RSS 火星の素顔

<<   作成日時 : 2018/08/01 23:40  

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 去る7月31日の夜、東の空に昇る火星は何時もよりも明るく美しかった。 この火星、15年ぶりに地球から約
5759万q の距離にまで接近していると云う。 今から15年前の接近時に比べてニュース性が高いのは、やはり科学の進歩によって火星の最近情報が次々と発表背れているコトと無関係ではない。 例えば、20年前位までは火星に水が流れていたような痕跡は指摘された掃いたものの切り札には乏しかった。 だが最近では次々と新しい証拠が発見されて火星には水は有った、いや現在も水が有るのではと云う研究結果も出て来た。 ...とすれば、次は生物の存在が議論させて来るのは当然の成行きであろう。 一般人にとってはまだまだ遠い存在の火星ではあるが、15年ぶりの火星接近に人々が興味を持つのは良いことだろう。 8月の空は明るい、火星以外に他の惑星の動きも同時に観察できる、今回の火星接近は我々が宇宙を知る絶好のチャンスでもある。

 赤い色の火星はヨーロッパでは Mars 、ギリシャやローマ時代以前の文明に於いても赤い星は戦火と血を連想させるとして、長い間 火星は「戦の神」 として扱われて来た。 東洋、特に古代の中国では火星を 「*惑 ⇒ ケイコク」 或いは 「営惑 ⇒ エイコク」 と呼び、火・水・木・金.土の五行説に絡めて赤い星を不吉な前兆を持つ星として捉えて来た。 日本では古くは火星を 「夏日星」と優雅によんでいた。 .... 火星は夕方 西の方向に沈む時と、東の空に昇る時とでは明るさが全く違う。 この現象に疑問を持ったのが 16世紀のポーランドの天文学者コペルニクス、彼はその理由を調べて、それまで使われていた天動説の欠陥を発見して地動説を唱えた。 その後、 地動説が世界に認められたのは17世紀であるが、実は天動説と地動説との違いは 地球が止まっていると考えるのか 或いは太陽の方が止まっていると考えるかの違いに過ぎない。 双方の説にはそれぞれ説明できない点もあるが、そうかと云って全てが間違っている訳でもない。 それは私たちが何時も地面を基準にして物事を判断しているからに他ならない。

 最先端?...を往く人たちの間では既に 「火星住計画」 まで議論されてる様になった。 ならば、地球と火星との違いも」知っておく必要がある。 先ず、地球の1日、自転周期は24時間なのに対して火星の自転周期は24.6 時間、つまり一日が40分程長い。 更に太陽の周りを一周するのを公転周期と云うが、地球が1年 365日で回るのに対して火星の1年は 687日、勿論その間に四季は有るが長い1年になる。 詰まりは地球が太陽の周りを1周する間に、地球の外側を楕円形を描いて回る火星は半分しか回ってないというコトになる。 地球は円形で回り、火星は楕円形で回るので、地球と火星は2年2ヵ月毎に互いに近づくコトになるわけ。 今回の様な大接近時には互いの距離は5700km程度にまで近づくが、遠い時には 1億q 以上も離れてしまう。... 太陽系で最も遠い惑星の海王星は太陽の周りを 164年もかけて回っている。 もっと遠い準惑星の冥王星は 248年もかけて太陽の周りを一周している。

 火星の地質、地表は地球の富士山や箱根と同様の玄武岩や安山岩が広がっているが、表面は二酸化ケイ素が剥き出しになっているとされる。 また或る場所では赤鉄鋼が発見されているが、これは数十億年前の水の多い環境下で堆積したと推測され、大きな堆積岩体の一部ではとされている。 断片的ではあるが他にもミョウバン石や硫黄、鉄、臭素を含む鉱物も発見されていて、この地にも過去には水が存在した時代が有ったのではと推測されている。 更に他の場所では針鉄鋼も発見されていて、この鉱物も水環境下で作られるものなので、この地にも過去に水が有ったコトは間違いなさそうだ。 何れにしても水が有れば生き物も存在し得た筈なので今後の解明に期待が集まっている。

 火星の地形。現在は国際天文学連合 ( I AU ) の惑星系命名ワーキング・グループが火星表面の地形面の命名を担当していて、既に火星の地形一覧表も作られている。 それに依れば、火星の地形は大きく二つに分かれており、主に北半球は流れた溶岩に依る大平原が形成されており、南半球は隕石の衝突によると思われる窪地やクレーターに刻まれた高地が多く、地球から見える明るい面は赤色の酸化鉄を含むチリと砂に覆われた台地だと云う。 火星は地球型の惑星ではあるが、直径は地球の半分程度、重力は 40%程度で、地球と同じように自転軸を傾けて公転しているので季節の変わり目は有りそう。 地球の外側を回る火星とはこの様な星なのだ。
今後は、更に色々な事が分かってきて解明が進むものと期待したい。

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